道路の端っこにある白線、実は二種類あるらしい。一つが外側線(車道外側線)、もう一つは路側帯らしい。でもほとんど見分けるのは不可能です。一応調べてみたところ、以下のような違いがあるそうです。

 ・外側線(車道外側線)
  歩道が一段高くなっていたり、ガードレールで仕切られている道路の車道の端に引いてある白線。車両がこれ以上端によると何かしらに接触するので注意を促す意味で引いてある。この白線の左右どちら側も車道である。

 ・路側帯
  歩道と車道を区切るために引いてある白線。この白線の内側は車道、外側は歩道である。要するに車道と歩道の境界線である。

 道路を見ていると、特に大きな通りと小さな通りの交差点で路側帯がちゃんと繋がっていないところに遭遇します。以前から気になっていたのですが、どうも外側線という存在が状況をさらにややこしくしているようです。

 そもそもこの外側線は自動車用の車線の左端を明示するのが目的でしたが、2015年6月1日の道路交通法改正で、それまで歩道を走っていた自転車が車道を走ることになりました。一部例外もありますが、基本的に自転車は車道を通行することになり、実際に車道の端には自転車のマークが、交差点には青い自転車用の横断帯がペイントがされるようになりました。そうなると外側線はもはや不要で、実際かなり減ってきています。

 ですが、この外側線が残っているところもあり、一刻も早くなくして欲しいと思っています。あっても良いことは何一つありません。無くすべきと考える理由は以下です。

  ・路側帯と区別がつかない。
  ・白線のどちら側も車道であるなら、線を引く理由が無い。
  ・自転車が、外側線の左右どちらを走ればいいのか分からない。
  ・外側線の外側のスペース(歩道ではない)が無駄になっていて勿体無い。

 自動車専用道路にあるのは理解できますが、それ以外ではあまり意味がなく、役にも立っていません、むしろ混乱の原因になっています。さっさと無くすべきす。それよりも自転車の走るスペースをあと10cmでも確保してもらいたいものです。