駅前やバスターミナル、空港といった場所ではすでに一方通行となっているところが多くみられます。駅前ロータリーと呼ばれる部分は一方通行ですし、空港の到着ターミナル付近、出発ターミナル付近はまず間違いなく一方通行です。病院やホテルの玄関前も一方通行ですし、最近の大きなショッピングセンターの駐車場も入口と出口が反対側にあって、駐車場内は全て一方通行になっています。

 つまり交通量が多いところはその量をスムーズにさばくために一方通行になっています。対面通行は混乱と渋滞の原因にしかならないのです。また、歩行者の多い、例えば商店街なども車道は一方通行になっているところが多くみられます。交通が集中するようなところで一方通行という手法が選ばれているということは、大量の交通量をさばく機能が一方通行の方が優れていることの証明です。