松原橋3連続横断歩道
写真中央に見える横断歩道が今回のテーマです。ここは国道1号線の下り車線からの接続路と環七との(ほぼ)T字路で信号機もあります。写真中央に見える環七内回り沿いの横断歩道にも歩行者用の信号があるのですが、実はこの3つの連続した横断歩道のうち、信号機が関与しているのは真ん中の横断歩道のみです。手前と奥の横断歩道はいわゆる『信号機の無い横断歩道』なのです。これがちょっと理解しづらくて、実際に手前や奥の横断歩道を渡る際に、真ん中の歩行者用信号が青になるの待つ人がいます。
実際に歩いて撮影した動画もあるのですが、人の顔がアップで写っているので掲載しないことにしました。ここは危険な道路では無いのですが、馬込駅前で駐輪場もあり、歩行者の行き来が多いので、歩行者優先の横断歩道の存在を正しく知って欲しいと思います。そのためには、真ん中の横断歩道と、手前と奥の横断歩道が違う種類の横断歩道であることが一目で判るようにする必要があります。
そのためには、『歩行者優先の横断歩道は歩道にしてしまえ。』という手法が手っ取り早いと私は考えています。どうしてそうすると良いのかはこちらをご覧ください。
実際には、以下の図のようになります。
この交差点に限らず、あらゆる交差点でも同じような手法と取り入れた方が良いと考えますが、この交差点を見ていてさらにもう一つ注目した点があります。それは点字ブロックです。
ここは駅にも近く歩行者も多いので歩道上に点字ブロックがあります。ところが点字ブロックは横断歩道上ではその都度途切れています。信号機の無い横断歩道は、ルール上、常に歩行者優先ということになっています。ならば、横断歩道ではなく歩道にして、さらに点字ブロックも通常の歩道と同じように繋げて設置できれば、障害のある人にとって大きなメリットとなります。